スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 
hosi_01_11.gif ninkiblog_banner_02.gif hosi_01_11.gif
ランキングに参加しています。
気に入ってくださったらクリックお願いします★

 
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 | page top↑
劇団四季「春のめざめ」千秋楽(9/5土)
9/5(土)、ついに劇団四季「春のめざめ」が千秋楽を迎えました。私も前日に引き続き、観に行ってきました。
 
◆公式サイトで紹介されていたカーテンコール動画
 youtube:劇団四季 :: 春のめざめ :: 自由劇場千秋楽 カーテンコール
キャストは前日(9/4)と同じでした。
女性キャスト
 ベンドラ   林 香純
 マルタ    撫佐 仁美
 テーア    岸本 美香
 アンナ    松田 佑子
 イルゼ    金平 真弥
 大人の女性  都築 香弥子
  
男性キャスト
 メルヒオール 柿澤 勇人
 モリッツ   三雲 肇
 ハンシェン  一和 洋輔
 エルンスト  竹内 一樹
 ゲオルグ   白瀬 英典
 オットー   加藤 迪
 大人の男性  田代 隆秀

アンサンブル
 玉石 まどか  勝間 千明  南 晶人  玉井 晴章
 
私は1階11列14番。そんなに前の方ではないけどほぼセンターでした。予定通り楽日Tシャツを着ていったのですが、「RENT」の時のようにTシャツを着ている人がたくさんいるかと思ったら、周りを見回しても誰もいないのです。幕間にひとりだけ同じTシャツを着ている人をみつけたのですが、その人の連れの女性で黒のグッズTシャツを着ていたのは私がこの日会いたくて探していたレントヘッズさん(初対面)でした。ってことは、ふつうの四季のお客様は着ないものなのですね(笑)。
 
この日の公演はやっぱり最後ということもあって、みんないつも以上に気合いが入っていたというか、声も大きかった気がしました。正直、最初の頃は演技も固い感じだったり、危なっかしいところがあったりもしましたが、それから4ヶ月経って、すっかり安定し、余裕すら感じられるほどになり、若い人たちの成長の早さにびっくりしました。本当に完成度の高い作品となり、ここで終わってしまうのがとっても残念です。
 
最後なので、感想を書きつつひとりひとりにコメントをしたいと思います。
まずはベンドラの林香純さんですが、このわずかの間にすごくきれいになったというか、表情が大人っぽくなったなーと感じました。役柄と共に成長していったということでしょうか。特にMama Who Bore Meは見とれてしまいますね。清らかな歌声もベンドラ役にはピッタリだなと思います。
 
メルヒオール役の柿澤勇人さんはこの日はちょっとだけ鼻声だった?それでも、“王子”と呼ぶにふさわしく(私が勝手に呼んでいるだけですが)、魅力的な青年を見事に演じきりました。何事も頭の中で解決するタイプだったメルヒオールがベンドラに頼まれて彼女を叩いたところから自分が感じるままに行動しはじめるというところがよく伝わってきました。第二幕にLeft BehindやThose You've Knownなど高音で終わる曲が出てくるなど最後まで気を抜けない大変さがあったと思います。Totally Fuckedはいつみても楽しいです。
 
モリッツの三雲肇さんはスタンドマイクで歌うところなどがすごくかっこよかったですね。悲しみや怒りの感情がよく出ていたと思います。かと思うと、試験にパスしたんだ~とおどけてみたり、色んな表情を観れました。結構好きだったのはThose You've Knownで暗闇から出てくるところ。ものすごくエコーがかかっていて幽霊っぽくて(笑)
 
アンナの松田佑子さんはMama Who Bore Me(Reprise)で前に出て歌うところでよく声が聞こえてきました。アンナは目立つ場面が少ない役柄なのでなかなか個性を出しにくいのですが、落ちついていて心優しい少女という特徴をしっかり表現されていました。
 
テーアの岸本美香さんは元気がよくて、可愛くて、My Junkの前の「メルヒオールは過激でかっこいいの」というところの大げさな演技が笑いを誘っていました。前日は、My Junkの後半に上手側に座っているメルヒオールの前で歌って、柿澤さんも椅子から身を乗り出して顔を見合わせて歌っていて、まさに「あなたに夢中」って感じで、こういう面白いことが自然にできるくらい余裕があり、カンパニーが信頼しあっているんだなと感じました。
 
マルタの撫佐仁美さんの見せ場はもちろんThe Dark I Know Wellの迫力ある歌と、その前の虐待されている女の子の演技の部分ですが、私が好きなのはモリッツのお葬式で花を手向けるマルタです。憧れていた少年との別れを惜しむように墓穴をのぞき込んで、最後に花にキスをしてそっと捧げるその姿は涙なくしては観られません。
 
イルゼの金平真弥さんはモリッツとのやり取りで、セリフの部分の陽気さと歌に入ってからの暗さで建て前と本音をうまく演じわけていました。特にモリッツの歌に合流する直前の悲しみをたたえた表情は印象に残りました。幼なじみが本音を言い合えないまま永遠に別れてしまう。そういう場面だったんだと、彼女の演技を観て気づかされました。
 
オットーの加藤迪さんはこの日もはじけていました。The Bitch of Livingのソロの部分とか。Touch MeやTotally Fuckedのソロの部分も堂々としていましたね。彼の声はのびやかでとてもいい声です。
 
ゲオルグの白瀬英典さんはもしかして最後まで代役なしで演じ切ってしまったのでは?だとしたらすごいですよね。ピアノの先生の話題になった時のすけべっぽい表情など笑わせてくれました。ピアノも上手だし、とにかく存在感がありました。
 
ハンシェンの一和洋輔さんはオリジナルのハンシェンの雰囲気をよく再現している・・・と思ったら、聞くところによると、コピーにならないようにオリジナルの映像はみないように指示されていたのだとか。ということは、クールでナルシスティックなハンシェンは彼自身の解釈なのですね。ステキです。スティーブン・セイターが原作の戯曲を読んで、ハンシェンに一番共感したということで、見せ場の多いハンシェン。原作にはない「男は三種類しかいない」というくだりでは、目立たないけれどもしたたかに生きているふつうの少年の代表と位置づけられています。でもハンシェンはだからこそ逆に目をひく存在でもあるんですよね。And Then There Were Noneの最後の美しい横顔と、The Word of Your Body(Reprise)のクールな歌と演技を忘れることはできません。
 
エルンストの竹内一樹さんは長身でスリムな体型と美しいボーイソプラノがオリジナルのイメージに近い感じがします。Touch Meのソロは聴きごたえがありました。また、The Word of Your Body(Reprise)の演技も楽しかったです。楽日もその前日も、直前のTotally Fuckedで拍手が長く続き、センターで両手をあげて立っている竹内さんはかなり息が上がっていてその姿勢を保つのが大変そうだったのですが、そのあとすぐにThe Word of Your Body(Reprise)の演技を始めなくてはいけなくてハードだなと思いました。
 
大人の女性の都築香弥子さんは学校の先生やピアノの先生の時は小悪魔的?で厳しさと色気を兼ね備えた方という感じ。レッスン中、ゲオルグを思い切りひっぱたきながらの指導する過激さや、上着の脱ぎっぷりも大胆で笑えました。
 
大人の男性の田代隆秀さんは志村さんほど怖くはないのですが、その分いやみな感じがよく出ていたと思います。特にThe Dark I Know Wellの最後の方ににやにやして娘を撫でるようなしぐさをするところのエロオヤジぶりが少女たちの悲痛な歌を際立たせていたと思います。
 
■カーテンコール
四季なびに写真や動画も載っていますが、この日のカーテンコールはTotally Fackedの音楽にのせて、アンサンブルの4人、女の子4人、男の子4人、大人2人、メルヒオール・モリッツ・ベンドラの3人という順番で登場。田代さんが代表で挨拶されました。
 
スタンディングしたかったけど、例によって誰も立たないので様子をみつつ、キャストがいったん下がったところ立とうと決めていたら、私より少し早く上手側で自由劇場限定Tシャツ(こちらも紫色)を着た女性が立ち上がったので、私も立ちました。その時点では私の前には誰も立っている人がいなかったから視界が開けていい気分でした。そこからばらばらと人が立ち始め、最終的には総立ちになりました。その間に何度もカーテンコールがあり、しまいにはキャストが舞台を降りてセンターブロックの両脇の通路からロビーに向かって走っていって、そばにいた人にタッチしたりしました。これでもう出てこないかと思いつつも拍手が鳴りやまないのでどうかと思っていたらまたステージにキャストが登場。そんな感じでかなり長いカーテンコールでした。最後にひとりでおじぎをした柿澤さんはかなり深く頭を下げたままなかなか顔を上げず、きっと色んな人たちへの感謝の気持ちでいっぱいだったんだろうなと感じました。
 
■クローズはしたけれど
帰りがけ、取材でお世話になった劇団の関係者の方と少々立ち話をさせていただくことができました。その方も若い人たちがここまで成長した今クローズというのは残念に思っておられたようです。当初2ヶ月のスケジュールからはじまり、開幕前に2ヶ月の延長が決まってのスタートでしたが、客足が伸びずに早々とクローズが決まってしまったということがありました。
 
劇団四季らしくない演目ということで内外から批判や注目が集まる中での開幕だったので、劇団側も少し身構えすぎていたのかも。せっかくブロードウェイさながらの作品ができあがったのに、「この作品を通して若者と親や教師との対話を」などと教育的効果を強調しすぎて逆に敬遠されてしまったのかなという気がします。ストーリーは大人の無理解で子どもが破滅するというどうしようもなく暗い話なのですが、実際に観れば、若者のエネルギーにあふれたロックと奇抜なダンスや照明など、見どころ満載のショーなので、そういうところをうまくアピールできたらよかったのかも。関係者の方も「是非再演したい」というようなことをおっしゃっていたので、次はきっとうまくいくでしょう。
 
わずか4ヶ月、されど4ヶ月で。もし2ヶ月でクローズしていたら、ここまでの完成度には至らなかったので、中途半端な感じで終わってお蔵入りになっていたかも知れないけど、4ヶ月やれたことで、新人に近い若者たちが4ヶ月後にこれだけのパフォーマンスができると証明することができたので、これで次につながることができたと思います。だから、若い役者さんたちも自信を持って欲しいです。いつか再演になったら、僕たちが4ヶ月頑張ったから再演ができる作品になったんだと誇りに思ってもらいたいです。
 
クローズは本当に寂しいです。でもいつかまたこの作品にも、役者さんたちにも会えると期待しています。4ヶ月の公演、お疲れさまでした。そしてたくさんの夢のような時間をありがとうございました。
 
hosi_01_11.gif ninkiblog_banner_02.gif hosi_01_11.gif
ランキングに参加しています。
気に入ってくださったらクリックお願いします★

 
【2009/09/10 21:24 】 | Spring Awakening | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
<<Anthony Rapp's「without you」in NY | ホーム | 「春のめざめ」のCD>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://himika44.blog53.fc2.com/tb.php/916-36a242a8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。