映画版からはまったブロードウェイ・ミュージカル「RENT」、俳優アンソニー・ラップを中心に、興味を惹かれたものについて綴ります。
- 2019 . 11 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
![]() 写真:メルヒオール(左)とベンドラ(右) いよいよ明日、5月2日(土)に開幕する劇団四季「春のめざめ」ですが、今日、公開ゲネプロが行われました。会場はもちろん自由劇場(浜松町)です。やっぱりあのごてごてした飾り付けとカラフルな照明があると全然見栄えが違いますね。これは結構いけそうですよ。豚インフルエンザは流行しては困るけど、「春のめざめ」はこの勢いで大流行となって欲しいですね(という意味を込めて、感染拡大のキケンありを示す「フェーズ5」をタイトルに入れてみました)。 *ついでに宣伝ですが、4/13(月)の公開稽古レポートがイープラスTheatrix!に載りました。同時に、4/30付けのイープラスの広告メールにも一部が紹介されました。 ![]() ![]() 昨日までの肌寒さが一転、照りつけるような陽射しの中、自由劇場へ。途中とおった四季劇場「秋」にはこんなのぼりが(左)。自由劇場正面(右)。どこにも自由劇場って書いてないですね。 受付はまずブログ記者さんたちから(今回も募集していたんですね)。続いて報道関係者、ご家族関係の受付でした。例によってシーン別撮影可否一覧などの資料が配られ、撮影する人はカメラマン席に案内されました。はじめは2階の左側のブロックの最前列に案内され、イープラスのビデオ担当の方と私は10倍ズームコンパクトデジカメ(明らかにプロ用じゃない!)を構えて待っていたところ、センターへどうぞ、と。良い席で見ることができました。私は今日のためにSDメモリー(2GB)となぜか980円だった三脚を購入。気合いだけはばっちりです。 開演は1時から。今日のキャストの一覧をいただけなかったのですが、前回のキャストと「春のめざめ制作日記」を参考にキャスト一覧を作ってみました。この記事に今日のキャスト全員が載るように写真を選んだので、間違っていたらご指摘ください。 女性キャスト ベンドラ 林 香純 マルタ 撫佐 仁美 イルゼ 金平 真弥 アンナ 松田 佑子 テーア 有村 弥希子 大人の女性 中野 今日子 男性キャスト メルヒオール 柿澤 勇人 モリッツ 三雲 肇 オットー 加藤 迪 ハンシェン 一和 洋輔 エルンスト 竹内 一樹 ゲオルグ 白瀬 英典 大人の男性 志村 要 ![]() 写真:左から、オットー、エルンスト、モリッツ、ゲオルグ、ハンシェン ![]() ゲオルグはブロードウェイにならって頭頂部の左右にくるんとカールをつける髪型でした。ハンシェンはJBWがきれいな金髪だったのでそれにならい、オットーとモリッツはそれぞれ髪の毛を立ています。 ![]() 写真:左から、テーア、アンナ、ハンシェン、エルンスト、大人の男性、ゲオルグ 女の子はマルタとアンナが公開稽古とは異なっていたと思います。今日のマルタは声に迫力があってイルゼと歌う「暗闇の秘密」(原題「The Dark I Know Well」)もよかったです。イルゼの金平真弥さんも歌が上手だし、ミステリアスな雰囲気がイルゼにピッタリ。「青い風」(原題「Blue Wind」)の時はメイクが濃くて怖い感じだったけど。 大人の男性は公開稽古と同じ。大人の女性は公開稽古よりも最初のベンドラとのやり取りのところがすごいはじけた感じで(写真だけだとはっきりわからないのですがたぶん中野さん?)よかったと思います。 ![]() 写真:左から、ゲオルグ、マルタ、大人の女性、オットー、イルゼ 内容的には、公開稽古レポート(1、2、3、Theatrix!)に書いたことと基本的には同じですが、歌詞も少し変わっていて、特に私がすごくいやだなーと思っていた「明日へ」(原題「The Song of Purple Summer」)の出だし(イルゼのソロのところ)は少しましになっていました。でも基本的には同じスタンス(きれいに話をまとめようとするような感じ)でしたが。今回初めて舞台にのったところをみたわけですが、舞台の構造が若干ブロードウェイとは異なっていましたね。主にお葬式やお墓のシーンなどで違いがあきらかになるのですが。でもその結果、2階席から見下ろさないと何をしているのかよくみえなかったあるシーンが(私は今日はたまたま2階席からみましたが)はっきりみえたので、これもひとつの選択肢なのかな。 ![]() 写真:スティーブン・セイター氏(左)、ダンカン・シーク氏(右) 私が今日一番うれしかったのは、脚本・作詞のスティーブン・セイター氏と作曲のダンカン・シーク氏を間近でみれたこと。公開ゲネプロのあと、「夏」稽古場に移動して、クリエイティブスタッフ合同取材会ということで、お二人の話を聞くことができました。公開稽古の時は急に質問をといわれても思いつかなかったけれど、今日ははじめる前に質問を考えておいたので、しっかり聞くことができました。 セイター氏は「ただミュージカルを作ろうと思ったわけではなく、世界変えよう思った」とくり返し語り、私が聞いたラストシーンの変更理由については、「原作ではモリッツがメルヒオールを死へと導こうとしているが、そのモリッツはメルヒオールの心をうつしだしたもの。私はそうではなくて本当のモリッツを登場させた。」とのことでした。シーク氏には100年前の物語に音楽をつけるにあたって考慮したことなどを聞いたら「色んな選択肢(その時代にあった音楽や、典型的なミュージカルのような曲など)があったがそれには興味がなかった。物語から歌になると現代に切り替わるというのがいい結果になった。」とのこと。シーク氏は日本のプロダクションの印象を聞かれ、「日本語独特のリズム感があり英語とは違うところでエネルギーを感じた」と答え、それに関する追加質問に「どの部分とはいえないが、私は坂本龍一から影響を受けているのだが、日本語で聞くと彼の影響を大きく受けているのだなと感じる」というように補足しました。 本当はサインをもらいたかったけどそうもいかなくて・・・。明日の初日に当日券を狙おうかと思ったら、初日はもちろん、そこからしばらくの間は基本的に完売で当日券もほとんどないそうです。残念!(でも5/4に観に行きます!) *掲載した写真は(JBWの写真以外)すべて私が撮影し、私の責任において掲載しているものです。ブログURLの入っている画像は、他でお使いにならないようお願いします。 ◆関連リンク ・ブロードウェイ版のCD(日本版)
・「春のめざめ」関連リンク ・「e+ Theatrix!」劇団四季ミュージカル「春のめざめ」制作発表会リポート! /公開稽古レポート(by himika) ![]() ![]() ![]() ランキングに参加しています。 気に入ってくださったらクリックお願いします★ |
貴重なお話を掲載してくださってありがとうございます。
chinoさん
|
|
| ホーム |
|