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「In The Heights」(7/23夜)その2
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こちらのその1に続く、ITHレポートです。一幕の途中からになります。前回同様、CDに収録されていない部分は<>で示します。また、前回では少なかった私の感想なども交えながら進めていきたいと思います。写真は劇場前面の扉に描かれたサロンでのワンシーン。
 
以降、ネタバレあり。
・第一幕のつづき
<経営難で今日で店を閉め、ブロンクスに移転予定のDanielaのサロン。CarlaとVanessaが働いている。勤務時間中なのにVanessaは携帯電話で長話をしていて、Danielaに叱られる。出たついでに飲み物を買うよう頼まれる。CDの解説によるとVanessaのお母さんがお金を使い果たして電気を止められているらしい。>
「It Won't Be Long Now」この歌はあまりよくわからないのですが、Vanessaが、高架の電車の音やつきまとってくる男たちに悩まされることも、もう少しでなくなる、みたいな内容?もうじき引っ越すから? そんなVanessaにUsnaviが話しかけると「顔に何かついてるわよ」と(笑)。Danielaが「Vanessa、あたし喉が渇いてるんだけど!」と叫んでいるので飲み物などを注文、その間にすかさずSonnyが「いとこ(Usnavi)が聞きたかったのは・・・」とVanessaの予定を聞く。そこでUsnaviにも聞こえるように、「Ninaのディナーに行って、踊りに行って、それから花火を見に行く」と言う。デートの約束ができたUsnaviは大喜びする。
 
*歌詞の中に「(When) I'm walking down the street」というのがあって(「私が街を歩くと時、周りの男の子たちが私を大声で呼ぶ」みたいな意味?)、「RENT」の「Take Me or Leave Me」Maureenを思い出してしまいました。VanessaはMaureen同様モテモテなんですが、Maureenのように浮気っぽい感じではなく、自己主張のはっきりした女性。Vanessa役のKaren Olivoは背が高くて足が細くて長くて、歌もすごくうまくて、とてもカッコイイです。一方、Usnaviはいい人なんだけど、こういう情けない言動も多々あり、カワイイです。
 
<NinaがBennyの無線タクシーの配車を手伝っていると、KevinパパとCamilaママが帰ってくる。Ninaが話があるというのでKevinがBennyに席を外すように言う。そこでNinaが奨学金を使い果たしてスタンフォード大学を中退したと打ち明ける(たぶん。はじめは落第して奨学金をもらえなくなったのかと思ったのですが、ドロップアウトして3ヶ月もバイトしてたというので、お金が尽きたのが先なのかなと。)。ふたりともびっくり。Kevinは「電話一本で、パピ(お父さん)お金がなくなったから送って、といえば済むことじゃないか。」と。Ninaは3月に学校を辞めて(この日は7/3という設定なので)それから約3ヶ月、2つの仕事を掛け持ちしていたという。Camilaもショックを隠せない。>
 
ひとりになって傷心のKevinが歌う「Inutil」(英語ではuseless。役に立たない。)。奨学金がなければ娘を大学に行かせることができない父親の無念の思い、自分も夢を追っていたけれど、父親と同じようにふつうに父親になった。可愛くて賢い愛娘こそはいつか世界を変えるような人間になるんだと期待してきたのに。自分の人生は無駄だったのか?(*父親の思いが切ないですね。)
 
<NinaはVanessaと再会を喜ぶ。誘われるままサロンへ。>「No Me Diga」Daniela、Carlaも交えて女同士のうわさ話。例によってDanielaは下ネタ連発(笑)「UsnaviはYolandaとセックスしたらしい」というとVanessaがそんなはずないと怒ってしまう。さらにDanielaはNinaにも「Bennyとしゃべってたんだって?」と言って、「彼は大きいタクシーを持ってるんだって?」<といいながら、右手の拳を股間において、ピッピッと前に出す仕草。(そういう意味だったんですね。笑)>Ninaがむっとすると「伸びるリムジンよね」<といって両手を思い切り前に伸ばして、なにやら太くて長いものを表現(笑。このおばさん、どうしようもないですね・・・)>と。そこでNinaが「私、退学したの」。みんなは「No me diga?(まさか?)」。
 
<Usnaviの店で新聞を見ていたSonnyがUsnaviの店で宝くじを買った誰かが96,000ドル(日本円だと一千万円くらい)当たっていると気づく。Usnaviもびっくり。> 「96,000」もし96,000ドルあたったら?Bennyはビジネススクールに通って大金持ちになる、Usnaviはおばあちゃんに休養をとらせてあげたい、Sonnyは住宅を建ててBarrio(スペイン語を話す人が住む地域)にコンピュータとワイヤレスネットワークを提供して・・・などと大きいことを言ってVanessaに「カワイイ」と言われてしまう。そのVanessaはBarrioを離れてダウンタウンに住みたいと、それぞれ夢を語る。
 
*ここに限らずSonnyの英語は聞きとりづらくてセリフの部分とか何を言っているのかよくわからないことがありました。ここも観た時はよくわかりませんでした。
 
「Paciencia Y Fe」おばあちゃんが出てきて突然大声で「Calor(カロールと発音。英語ではheatということなので「暑い!」といってるのかな?)と歌い出すのでちょっとびっくり。お母さんに連れられてキューバからやってきたおばあちゃん。ママの口癖が「Paciencia y fe」。「忍耐と信頼」という意味だけど、「頑張っていればきっといいことがある」という感じで使われてる気がします。おばあちゃんがハイテンションなのは、なんと宝くじに当たってしまったのです。<冒頭でUsnaviがあげた、あれですね!この時点ではまだ他の人は知りません。>
 
<Ninaが左側の建物の2階への入り口に座っているとBennyがやってくる。>「When You're Home」大学を辞めてしまったNinaと、アフリカン・アメリカンであるために、ラテン系の人たちのコミュニティで疎外感を感じているBennyは意気投合。Bennyは、「ここに帰ってくればみんな親切にしてくれる、そして君はきっと新たな道をみつけられる」みたいにNinaを励ます。
 
「Piragua」時々出てくるかき氷売りのおじさんがここでも登場。
 
<Rosario家でNinaの帰省を祝う?ディナーパーティ。Camilaはレコード?をかけてゴキゲン。シャンパンを持ったUsnaviとVanessa。Benny、おばあちゃんもやってくる。そこに戻ってきたKevinが「(Ninaの学費のために)会社を売ることにした」と言い出し、相談もされなかったCamilaは怒ってしまうし、Ninaも困惑。職を失うBennyもショックを隠せない。騒然とした雰囲気の中、Camilaは「ディナーは中止!」と宣言。Ninaは家を飛び出してしまう。>
 
「The Club」UsnaviとVanessaはクラブへ出掛ける。ここでもVanessaは男性に大人気。BennyとNinaも来るが、Bennyは仕事を失ったことやKevinがラテン系でないBennyをよく思っていないことが不満。Ninaが何を言っても聞く耳を持たない。Vanessaは他の男性からダンスに誘われるが、Usnaviがいるからと断ると、Usnaviは言っていいよと(笑)むっとして他の男たちと踊るVanessa(すごくカッコイイし、ダンスもうまいです。)BennyとUsnaviはふたりでヘンな(情けない)踊りをしてみたり。Usnaviは他の女の子を(「No hablo ingles.」英語話せないの、と言われてもめげずに)誘ったり。ダンスが盛り上がったところで、BennyがNinaをめぐってある男を殴り、そこから乱闘に。突然音楽がブチッと切れてあたりは真っ暗。停電。
 
「Blackout」<暗闇の中、みんな小さな明かりを手に互いに探しあう。その明かりはなんと開いた携帯のモニター。(*ここは今風ですね。ロウソクを使っていた「RENT」とは大違い。)>UsnaviとVanessaもはぐれてしまう。KevinもNinaを探して無線でNinaとCamilaを探していると(ってことは、ママも出て行っちゃった?そこには気づきませんでした。)<場面はクラブから外へ。Kevinは店のシャッターを下ろす。SonnyもUsnaviの店のシャッターを下ろそうとするのですが、シャッターが降りてこなくて、そのまま帰ってしまう(きっとUsnaviがデートしている間、Sonnyが店番をしていたんだな、と今思いました)。Usnaviとおばあちゃんは家の前に。おばあちゃんは宝くじに当たったことを伝え、無造作に手提げ袋に入れられた札束(たぶん。客席からは見えない)をみせる。>花火が上がりはじめる。BennyとNinaは出会い、花火のもとでキスをする。<緞帳が下りて第一幕終了>
 
*「Blackout」は観る前から「RENT」に似てるんじゃないかと想像していました。「La Vie Boheme」は最後はサイレンが鳴ってブラックアウトして、そんな中で、ケンカの仲直りをしたRogerとMimiがキスをして第一幕が終わりますよね。ここもちょうどそんな感じ。場所もはじめはクラブで、キスは外でだし。RENTは真冬(12/24)ITHは真夏(7/3)という違いはありますけどね。花火は日本の打ち上げ花火のようなものを想像していましたが、それはちょっと違っていました。大きなロケット花火みたいにぴゅーっと弧を描いて飛んでいって空がぱっと明るくなるというようなものでした。
 
* * * * *
 
やっと第一幕終了。まだまだ続きます。 
家の事情もあり(家族は今日退院できました。そのために休暇を取ったので、今日は色々更新できました。)疲れ気味ですが、忘れないうちに少しずつやっていきたいと思います。
 
★NYの旅(2008年7月)の記事一覧はこちらです。
 
◆オリジナルキャストCD
In The Heights [Original Broadway Cast Recording]In The Heights [Original Broadway Cast Recording]
(2008/06/03)
Lin-Manuel Miranda、

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【2008/08/05 01:27 】 | In the Heights | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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