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「Jonathan Sings Larson」はここがすごい!!<マニア編>
Jonathan Sings LarsonJonathan Sings Larson
(2007/11/06)
Jonathan Larson

商品詳細を見る

基礎編につづき、より深く掘り下げた「マニア編」をお届けします。
こちらにも関連記事あり。曲名リストも。)
 
<追記>
HIV/AIDに詳しいtomokoさんの記事へのリンクを追加しました。(2008.3.10)
今日は「Jonathan Sings Larson」の中身をご紹介します。これがまたすごいんです。
 
★「Superbia(スーパービア)」と「tick, tick...BOOM!」
6年間も改訂をくり返しながら未完に終わったミュージカル「Superbia」の存在自体は知っていましたが、それがどんな内容なのか知らなかったのですが、このCDに2曲取りあげられているのと、少し解説がついています。
 
それによると、「Superbia」は「暗黒卿的SFミュージカル(Dystopic sci-fi musical)」で、うすのろな負け犬ヒーローのJoshが、これまで誰も聞いたことがない、音楽史を変えるような音を出すはずの装置のスイッチを入れたところ、爆発してしまって、そこからはじまる・・・という、なんとも奇想天外なお話のよう。それに続く1曲目の曲である「One of These Days」は、失敗や無駄や不幸などいろいろあるけどいつか自分がナンバーワンになるんだ的な歌(かなり大雑把な説明ですが)で、その根拠のない自信みたいなものが、夢に向かって努力し続けているJonathanの思いと重なるようで印象深いです。
 
そして爆発からはじまるというところが、のちに3人バージョンで世に出る「tick, tick...BOOM!」に似ているなと思いました。Raul Espalza主演のオリジナル・オフ・ブロードウェイ版ttbのCDと、私が日本でみた山本耕史主演版ttbでは、チックチックと時計の音がして、爆発音が鳴って、そこから1曲目がはじまります。でももしかするとこれはJonathanの死後、3人バージョンになる時に「Superbia」の冒頭部分を引用したのかも知れません。なぜそう思うかというと、「Jonathan Sings Larson」についているDVDにttbの1曲目の「30/90」をJonathan Larson自身が演じているライブ映像が収録されているのですが、そこでは短いセリフの部分のあとに時計の音も爆発音もなく歌がはじまるからです。これだけでは証拠としては十分ではありませんが、今の時点ではそう思っています。
 
2曲目は「LCD Readout」でLCDとは液晶デジタルのこと。コンピュータ画面に文字などが流れていくようなイメージでしょうか。解説では「Joshは死ぬべき運命について考え、(恋人の)エリザベスへの思いを疑いはじめる」とあります。
 
ここにはありませんが、3人バージョンのttbに「Superbia」のワークショップの場面があり、まず、近未来的な服装をした男性(Jonの友人のMichaelを演じる男優が兼ねる)が光線銃みたいなものを撃ちながらステージの上を走りまわります。その直後にはいきなりクライマックスシーンのように女優カレッタ(Jonの恋人のSusanを演じる女優が兼ねる)が「Come to Your Senses」を歌います。その流れや、「Come to Your Senses」自体もちょっと幻想的な感じの曲ですごく唐突な感じがしたのですが、「Superbia」がSFだとわかったら何となく納得できる気がしました。



★「Boho Days」と「tick, tick...BOOM!」
「Superbia」は登場人物も多く大がかりすぎて完成には至らず、Jonathanはコストを少なくするためにモノローグ形式を思いつきます。「Boho Days」のタイトル曲はttbのCD(Raul Esparza版)にJonathan Larsonがひとりで歌っているバージョンがボーナストラックとして入っていますが、今度のCDでは3人バージョンになっています(これはJonathanの死後のアレンジによるもの)。他に「Boho Days」からはttbに移行する時に削除された「London Face」も収録されています。
 
「tick, tick...BOOM!」からはCDにはのちに削除された1曲を含む4曲と付属のDVDにひとりバージョンttbから4曲分の映像が収められています。この映像もみごたえがあります。
 
★「RENT」
RENTで興味深いのは、付属の冊子の冒頭にJonathanが死の数時間前に受けたNew York Timesのインタビューの一部が載っているのですが、それによると、はじめにオペラ「La Boheme」をもとにミュージカルを作る話があった時、まず書いたのが「Santa Fe」「I Should Tell You」、「Rent」だったと書かれています。他のふたつはわかりますが、「Santa Fe」が最初からあったというのは驚きでした。
 
RENTからは6曲収録されていますが、そのうちの1曲は最終版には含まれていない「Valentine's Day」という曲です。そういえばバレンタイン・デーのシーンがありましたね。もともとは他の目的で書かれたものをRENTに入れようとしたらしいのですが、最終的には削除されました。
 
その他には、「Intro / Tune Up 1」、「One Song Glory」、「La Vie Boheme」、「Seasons of Love」、「Finale B」というRENTを代表する曲目が入っています。気づいたこととしては、「La Vie Boheme」の歌詞が少し変わっているということと、最後の「Viva La Vie Boheme」というところを妙に静かに歌っているなということくらです。
 
<追記>
「La Vie Boheme」に出てくる(そして、最終版では省略されている)HIV/AIDS関連用語についてはtomokoさんのブログがとても参考になります。
 
★全体として・・・
ほとんどの曲をJonathan Larsonが自ら歌っているというのは貴重ですよね。しかも映像もついているので、Jonathanのパフォーマンスの一部をみることができて、その仕草や表情まで観ることができます。他に、ミュージカルとは無関係に作られたポップミュージックなども含まれています。楽しみ方は色々ですね。私はこれを聴いているうちに「tick, tick...BOOM!」が懐かしくなって、あらためて聞き直しているところです。
 
◆リンク
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Jonathan Sings LarsonJonathan Sings Larson
(2007/11/06)
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【2008/03/07 02:50 】 | RENT(others) | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント

私も書こうと思ってたんですが、
La Vie Bohemeの中盤に残っている歌詞、
アーティストの名前以外は、大体HIV/AIDSに関連するものですよ。
特に「Silence equals death」は
有名な活動家グループであるACT UPも
ピンクトライアングルのシンボルと一緒に使っていたメッセージで、
発端はナチスのアンチ・ゲイのシンボルです。
http://www.backspace.com/notes/2003/04/07/x.html

ってさらなるマニアック情報でした(笑)。

【2008/03/08 00:12】 | URL | tomoko #-[ 編集] | page top↑

tomokoさん
>私も書こうと思ってたんですが、
La Vie Bohemeの中盤に残っている歌詞、
>アーティストの名前以外は、大体HIV/AIDSに関連するものですよ。
そうなんですかー。奥が深いですね。

>特に「Silence equals death」は
有名な活動家グループであるACT UPも
ピンクトライアングルのシンボルと一緒に使っていたメッセージで、
発端はナチスのアンチ・ゲイのシンボルです。
最終的には省かれているけど、「Bisexuals...」と「To apathy...」の間に「CBGBs...」ではじまるパラグラフがありますが、そこに「Silence equals death」とありますね。
それがこういうシンボルマークのことだったのですね。
tomokoさん、さすがです!

つまり、Jonathan Larsonが、早口言葉のように歌われるこの歌の中に色んなメッセージを詰め込もうとしたのですね。ttbの中にも体制批判的な歌詞を含む曲もあるけれど、自分ができるところから社会を変えていきたいというJonathanの思いを反映しているようですね。

【2008/03/08 23:36】 | URL | himika #JRF4jLPA[ 編集] | page top↑

記事に追記までしてくださって、
どうもありがとうございます。
あまりの興奮に(?)夢中になって書いてしまった記事ですが、
読んでいただけて嬉しいです。

アーティスト名の方も同じくらい語れればいいのですが、
なかなかそこまで手が回らず・・・
でも今後の課題にします^^

【2008/03/11 01:29】 | URL | tomoko #-[ 編集] | page top↑

tomokoさん
>記事に追記までしてくださって、
>どうもありがとうございます。
色んな方の視点が入ると、物事が多角的に見えていいなと思って、リンクさせていただきました。
このCD&DVDによって、Jonathan Larsonにもう一歩近づけたような、さらにもっと知りたくなったような、そんな感じです。

>でも今後の課題にします^^
じゃあ、期待してま~す。

【2008/03/11 21:39】 | URL | himika #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
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