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シアタークリエ版「RENT」(再演)東京公演メモ(超ネタバレ版)その2
Toho_rent2010_front_DSCN6361.jpg
シアタークリエ1階ロビーの壁。
 
超ネタバレ版その1につづき、第二幕を中心に気づいたことなどを書いていきたいと思います。前回も書いた通り、受け取り方や楽しみ方はそれぞれであり、これはあくまでhimika個人の、ひとつの考えだとご理解ください。
 
ここから超ネタバレとなりますのでご注意ください。
 
CAST
マーク    福士誠治
ロジャー   Anis / Ryohei
コリンズ   米倉利紀
ミミ     ソニン / Jennifer
エンジェル  田中ロウマ / 中島卓偉
ジョアンヌ  Shiho
モーリーン  Miz / キタキマユ
ベニー    白川裕二郎
ミスター・ジェファーソン他 安埼求
ミセス・コーエン他   Eliana
ウエイター他      Junear
アレクシー他      中村桃花
ミセス・ジェファーソン 汐美真帆
ゴードン他       Spi
スティーブ他      戸室政勝
 
第二幕のレポートを始める前にもう一点気になったことをまとめておきます。
 
・配役の組み合わせの変更
友人のブログ経由で見に行ったある方のブログでスティーブの戸室さんがヤクの売人をやるのはおかしいと指摘されていましたが確かにその通り。オリジナルではスティーブ役の人は売人はしません。スティーブで清らかな美声を披露した戸室さんがドスのきいた声で売人役を見事にこなしたことにも驚いたのに、役柄が変わっていることをすっかり忘れていました。
 
シアタークリエ版は結構役柄の変更があります。それを確認する前にブロードウェイ版がどうなっているかみてみましょう。あとで参照しやすいように登場順にA、B・・・と記号をつけておきます。
 
アンサンブル
女性 
A)マークのママ、パム<白人>
B)ジョアンヌのママ、紙袋を持ったホームレス、アリ、SOLソリスト、ミミのママ<黒人>
C)アレクシー、ロジャーのママ、スー<アジア系、ヒスパニック系など>

男性
A)クリスマスキャロラー、ジョアンヌのパパ、牧師、SOLソリスト<黒人>
B)ゴードン、男(ヤクの売人)、Mr.グレイ<白人>
C)スティーブ、窓拭きの男、ウエイター<アジア系、ヒスパニックなど>
D)ポール、警官<黒人、ヒスパニックなど>
 
クリエ版のキャストを当てはめると、女性はElianagがA。中村がC。汐美はBのうちジョアンヌのママ、ホームレス、ミミのママと、本来男性が演じるポールをポーラとして。この時、女性アンサンブルがひとり抜けた分のポジションに男性のJunearが入っています(パンフで確認してびっくり)。順番的にはパム?そうなるとゴードンの隣のElianaがアリ?(パンフでは左から戸室、Spi、Eliana、Junear、中村、福士、田中or中島、米倉の順に座っているので。)SOLソリストはジョアンヌ役のShihoが担当しています。
 
男性の方は安崎がAのSOLソリスト以外と、Bの中のミスターグレイ。(クリスマスキャロラーとはChristmas bells are ringingと歌う人。)。SpiはBのゴードンのみ?戸室がCのうちスティーブと窓拭き、JunearはAのSOLソリストとCのウェイターとLife Supportでパム?(本来は女性)を演じています。
 
オリジナル(ブロードウェイ版)では必ず黒人や白人が演じる役と、それ以外のアジア系やヒスパニックの人が演じる役があります。クリエ版のようにほとんどが日本人かアジア系のカンパニーだと、もともとは黒人の役だとしてもそれを区別することは困難だし、だから逆に役柄を変えてもできてしまうので、黒人のジョアンヌ・パパと白人のミスター・グレイを同じ人が演じていたりするのですが、もともとの人物設定にはそれなりに意味があるはずで、それを表現できないのは苦しいところです。
 
例えばベニーは、黒人で貧しくて仲間とルームシェアしていたという色んな意味でマイノリティだったのが、今は白人のお金持ちの娘と結婚してビルのオーナーになって成功したように見えるけれど、今も妻や義父には頭が上がらない・・・という設定なので、Mr.グレイは白人でなければなりません。それを他で黒人役だった人が演じるのはおかしいといえばおかしいけど、安崎・Mr.グレイは見た目には白人にも黒人にも見えないし、やや年齢が上(たぶん)で威厳があるからそうなったのかなー。ポールを女性にしてポーラにした意味もみえてきません。
 
第二幕
Seasons of Love・テンポが遅めだと思った(楽日)。ソロはクールなShihoと熱唱系のJunear。女性のソロはオリジナル・ブロードウェイ・キャストのグウェン・スチュワートが歌詞まで考えたという歌い方のイメージが強く、個性あふれるShihoの歌い方には違和感があるが、ソロの部分は本来ソリストがある程度自由にやっていい部分だと思うので、こうなったんだろうなと。Junearは1対多数になる部分でも負けない熱い歌いっぷりがいい感じ。
・曲が終わったあと、みんな退場せず並んだまま、センターのエンジェルだけが退場。次の曲が始まったら移動。(オリジナルでは歌が終わる直前にキャストが徐々に退場し最後にソリストだけになる。)
Hapry New Year
・まだ鍵が開いていないのに、ミミとロジャーが部屋の床部分に腰掛けていちゃいちゃ。もう入ってるじゃない!
・しつこいけどミミの黒ビキニにチェーンのすだれなドレスと、エンジェルの上半身だけキンキラした超極太の金モールの衣装がヘン。こなきじじい?センスがいいという設定のエンジェルなのにセンス悪すぎ。ジョアンヌは頭のてっぺんから少し右に下がったあたりにミニチュアの帽子をくっつけてて、ジョアンヌにそれ必要?と。セレブでお固い弁護士らしいファッションにならないもの?
・ドアには巨大な南京錠。(映画版も南京錠を使っていたけど。)そこまでしてるのにカギを壊しているのがわかりにくい。「オープンセサミ」のかけ声とともにドア(に見立てたテーブル)をばたんと倒すオリジナル演出の方がわかりやすい。(オリジナルの、板にチェーンがかけられたドアの拡大図のようなものをマークが観客にみせるところはわかりにくいけど。)
・上から侵入する3人は部屋のセットの向こう側で、モーリーンがやる気なさげに投げ縄を試みるが届かない。そのあとどうやってはいったんだっけ?
Voice Mail #3Elian・マークママ、中村・アレクシーとも面白い。アレクシーは眼鏡をかけた姿が教育ママ風。
Take Me or Leave Me・その前のマークのナレーションは、オリジナルでは端っこで寂しそうに語っていたのが、こちらはど真ん中で。注目してほしい人をセンターに持ってくるのがエリカ流なんだろうけど、この場面ではどうなのかな。
・モーリーンとジョアンヌは、本当にけんかしてるだけみたいで駆け引きがない気がする。モーリーンがもっと媚びてみたり、ジョアンヌも拒否しつつもちょっとはぐらつくところもあっていいのでは?Miz・モーリーンはやんちゃな少年みたいな感じで、キタキ・モーリーンは女ぽいけどコミカル。
・「ディーバに光を!」が何となく違和感。原文から極端に外れてはいないけど、でもちょっと意味が違うかなと。
Without You
・ジョアンヌとモーリーン、コリンズとよろよろしたエンジェルが歩いてくる。オリジナルは3つのベッドにこの2組とロジャーそしてあとからミミがくる。
・セットの中にロジャー、床にミミ。楽日、Jenniferははじめから長いこと上手床に正座状態で歌う。(ソニンは?記憶があいまいでコメントできず)ソニンの時よりセットも真ん中より?
・歌が終わるころコリンズがエンジェルを台(ストレッチャー)に乗せて舞台センターへ。
Voice Mail #4アレクシーは下手階段上。オリジナルではビーチでジョギングをしながら電話している設定ということでジャージ姿だったが、クリエ版はどんな衣装だったか記憶なし。
Contact・エンジェルが歌い始めるまでの間、セットの奥でミミがロジャーとベニーと交互に絡み合っていて、途中でベニーが退場。初演時はセットの奥で3人が動いているのがわかる程度だったけど、今回はその三角関係が前面に出てきて、でもここはそういう場面じゃないのになーと思った。あくまでメインはエンジェルで、比喩的にエンジェルの苦しみを性的な表現にしているのであって、その話と現実のミミをめぐる三角関係は別問題と思う。ベニーとは3カ月前に別れているのだし、その点からしてもおかしい。
・エンジェルが歌う部分ではストレッチャーの上に立つエンジェルの足にコリンズが手を添えて(たぶん倒れないように)ささえている。どちらのエンジェルの歌も聞きごたえがあった。歌い終わって台からぴょんと飛び降りる(上手側に)エンジェル。ちょっと変。(オリジナルはシーツのような布をまとって台の奥側から降りて退場。)バルコニー上の開いたドアに白い光が当たっているところにゆっくり上がっていく演出はいいと思う。(オリジナルの白い布を引きずって上手奥に退場して行く姿は神聖な感じがあったが、でもそれで階段を上がるのは危険なので白布の省略はやむを得ない。)
I'll Cover You(Reprise)・エンジェルのお葬式。ミミとモーリーンは気合い入り過ぎ?Jenniferは泣いていた。特にモーリーンがエンジェルに向かって叫んでるみたいな感じがあった。「エンジェルー!」って。感情が出ているのだろうけれど、ここはしんみりと「・・・あたしたちの方よ」と言ってほしい。あまり熱く語られると泣けないので。マークはクールでいいと思う。
・この間にエンジェルは階段を上りきり、右(客席からみて奥方向)を向き、さらに右(同上手方向)を向いて歩き出し、観客の視界から消える。 ・コリンズはとてもよかった。コートを抱き抱えての熱唱に愛を感じた。初演の時から米倉・コリンズは好き。それと、女性ソリストとして途中から歌うElianaがいいなと思った。初演時に唐突に出てきた聖歌隊もなくなってよかった。
・マークは一番下手にいてひとり舞台袖の方を向いていた。色々思うところがあったんだろうなと感じさせる。
Halloween・「左にパン。」というところで、オリジナルはクリスマスツリー(と呼ばれたがらくたを集めた構造物)を教会に見立てるが、クリエ版では赤い十字架のネオン(バーの看板のような)がエンジェルのお葬式のところから点灯している。
Goodbye Love・マークとロジャーのけんかの場面は迫力あり。ミミも感情がこもっていた。
・はじめのフレーズは「サンタフェにはいいレストランがあるんだろ?」みたいなマークの問いかけ。原文ではどことは特定していないし、何のためにレストランの話を持ち出したのかわかりにくい部分。コリンズがサンタフェにレストランを開こうと言っていたから、ロジャーがサンタフェに行くと聞いて「サンタフェにはいいレストランがあるらしいな。(そんなところに行ってレストランでも開くつもりなのか?)」と言いたかったという解釈?
What You Own・バズラインのレポーターの陽気さと、何をやってるんだといらだつマークのギャップがいい感じ。マークとロジャーの掛け合いもよかった。途中から歌に合流するロジャーがバルコニーから出てきて、注目集まるような演出。紫と薄い青の照明。ロジャーが降りてきたら、マークとロジャーに薄い青のスポットライトがあたり、歌謡ショーみたい。その間照明で暗い紫色の奥の壁ではバルコニーへの階段がはね橋のようにゆっくり上がっていく。
Voice Mail #5上手階段上にロジャーのママ、下手階段上にミミのママ、上手階段下にジョアンヌパパ、下手階段上にマークママ。終わったあと、ホームレス姿でステージに登場。つまり「早変わり」はナシ。オリジナルは下手側にパパ&ママの服装で4人が並び、それぞれホームレスの服を上に着て両肩から脱いで後ろに下げてあり腕を後ろに組んでなるべく見えないようにしていて、歌が終わって一瞬電気が消えた時にそれを羽織り、たぶん後ろに並んだホームレスが帽子をかぶせたりして一瞬でホームレス姿に変わるというものだった。
Finale・担ぎ込まれたミミをロジャーが迎えに行って部屋に連れ帰り床の上に寝かせるが、ミミの頭が床の角ギリギリで(若干はみ出してる?)大丈夫かな?と思った。ロジャーが上着をかけてあげるのは自然だけど、コリンズのコート(エンジェルが買ってくれた)もかけてほしい(その理由はネタバレ版その1で述べた通り)。
・ミミが復活した時、「(エンジェルが)戻って男の子の歌を聴きなさい、って」というところで"boy"を"男の子"と訳すのはどうかと思う。たぶん、子どもだけでなくもっと広い年代でboyという言葉を使っているみたいなので。その前にエンジェルが「Turn around girlfriend」とミミに呼びかけているが、"girlfriend"も呼びかけ語で"女の子"の意味ではないはず。だから「彼の歌を聴きなさい。」でいいと思う。
・ミミが「トンネルを光の方に歩いて行って・・・」みたいに言ったあとでモーリーンが「ホント?」みたいなこと(原文は「Oh my God」)を言うのがはっきり聞こえて、ここで言ってたんだーと思った。エンジェルにあったというところで言うのだと思ってた。でもこの位置で正しい。
Your Eyes・Anis・ロジャーはミュージシャンぽくてかっこよかった。初演時はギターがかなりやばかったRyoheiは、今回はスムーズに弾けて同時に歌も歌えてたが、やっぱり若干ギターを弾くことの方に気持ちがいっていたのか弾き語りの部分の歌が弱い。ギターを置いてからはとてもよかった。
Finale B・エンジェルが出てくるタイミングが早い。初演と同じ演出。オリジナルではNo day but todayというところの直前の短い間奏でエンジェルが登場する。歌がない瞬間なので拍手もしやすい。クリエ版はみんなが歌っている最中なのでエンジェルの登場で拍手をしにくいし、終わる寸前にエンジェルが登場するというサプライズ感が少ない気がした。
 
時間がかかってしまいましたが、ようやくメモをまとめることができました。体力が続かずなかなか夜作業ができず、3回分のメモを通勤電車の中や昼休みに携帯で入力したり、編集したりの作業でした。時間も立っているので書き忘れた点や記憶ちがいもあるかも知れませんが、ご了承くださいませ。
 
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【2010/12/04 04:21 】 | RENT(東宝2010) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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