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「イン・ザ・ハイツ」来日公演初日(8/20)
ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」来日公演
InTheHeights_chirashi.jpg
ちょうど初日の前日に楽日のチケットが届き、そこに同封されていたチラシ。現在のツアーキャストとは変わっている人もいるんですが、舞台の雰囲気がわかっていい写真ですね。
 
8/20(金)19時からの「イン・ザ・ハイツ」来日公演の初日(東京国際フォーラム・ホールC)に行ってきました。あまり泣かない私がめずらしく一幕から泣いてました。あらためて思ったのは、「イン・ザ・ハイツ」は結構最初の方から、それぞれ登場人物から悩みや問題やこれまでの苦労などが語られていくんですよね。なのに暗い話でも悲劇でもない。困難を抱えながらも、そして挫折を味わいながらも、なんかそれだけでは終わらないぞっていうたくましさを持っている愛すべき人たちの物語。あー、思い出しただけでも、涙出て来ちゃう・・・。
 
作者でオリジナルのウスナビ(Usnavi)役だったリン=マニュエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)の強烈な個性が印象的だった本作ですが、今回のウスナビ役のジョセフ・モラレス(Joseph Morales)は全然違うタイプだけどこれはこれでいいなと思いました。ヘンにモノマネ的にしなくて正解だったと思います。そしてニーナ(Nina)役のアリエル・ジェイコブス(Arielle Jacobs)がすごく可愛くて、夢を持って、みんなから愛され、期待され、うまくいかなくても輝きのある女性ニーナを魅力的に演じて好感を持ちました。
 
以降、ネタバレあり。
この日は仕事を休んで心理学関係の学会に参加してしっかり勉強(?)したあとで、心の準備もできないまま慌ただしく会場入りした感じでした。
 
1階のホール入り口には、レッドカーペットが敷かれてカメラマンがスタンバイ。いつもとちがう雰囲気にびっくり。私が通った時にはちょうど林家ぺー&パー子さんが登場したところでした。おふたりともショッキングピンクのお召し物にピンクのバッグ。パー子さんは大きなお花のついたピンクの帽子。インタビューにペーさんが「ウェストサイド以来だねー」みたいに答えているのを聞きながら会場へ。1フロアあがったところがグッズなど売っているところで、1階席はエスカレーターで1フロア上。2階以上はその上(当たり前?笑)。私は最初にプログラムだけ買っておきました。1,500円。安い!というほどでもないけど、まあ安い方ですかね。開演直後だったけど、売り場はすいてました。
 
この日の座席は1階6列23番。どこかなーと思いながら探していたら、え?まさか?なんと実質2列目の真ん真ん中ではないですか!!(4列目までがオーケストラボックスになっている。)チケットを取ったのは遠い昔だったので、どうやって取ったかも思い出せないし、いい席が取れているという意識もなかったのでえ~ここでいいの~?ってびっくりでした。(調べてみたらこういう経緯でイープラス先行でとったらしいと判明。Jさん、Thanks!)
 
近いのはいいのですが、前から2列目だと近過ぎて字幕はどう目を動かしても見えず、顔を動かさないとみれない。演技もみたいし、でもCDにも和訳はなく、CDに載ってないセリフも結構あるので、細かいところを知りたいので字幕もみたい、というわけで、字幕が変わるタイミングを計りつつチラ見してました。
 
CAST(登場順)
Graffiti Pete / JOSE-LUIS LOPEZ(ホゼールイズーロペズ)
Usnavi / JOSEPH MORALES(ジョセフ・モラレス)
Piragua Guy / DAVID BAIDA(デイヴィッド・バイーダ)
Abuela Claudia / ELISE SANTORA(エリース・サントラ)
Carla / GENNY LIS PADILLA(ジェニー・リス・パディラ)
Daniela / ISABEL SANTIAGO(イザベル・サンティアゴ)
Kevin / DANNY BOLERO(ダニー・ボレロ)
Camila / NATALIE TORO(ナタリー・トロ)
Sonny / CHRISTOPHER CHATMAN(クリストファー・チャットマン)
Benny / ROGELIO DOUGLAS JR.(ロヘリオ・ダグラス・ジュニア)
Vanessa / LEXI LAWSON(レクシー・ローソン)
Nina / ARIELLE JACOBS(アリエル・ジェイコブス)
 
アンサンブル
Sandy Alvarez, David Baida, christina Black, Natalie Caruncho, Oscar Cheda, Dewitt Cooper III, Wilkie Ferguson, Rayanne Gonzales, Rebecca Kritzer, April Ortiz Joel Perez, Carlos Salazar
*アンサンブル以外のキャストの部分は「イン・ザ・ハイツ」来日公演の公式Newsletterから転載させていただきました。

 
あらすじは公式サイトにもあるし、公式サイトのダウンロードのところにある朝日新聞の記事でもかなりわかりやすくあらすじが載っているので、必要な方はそちらでご確認ください。
 
感想や気づいたことを述べたいと思います。
 
開演前のアナウンス(携帯電話をどうとか)がふつうに日本語であって、しばらくして本当に開演間際に、急に英語のアナウンスが。まさかの“あの方”(一応ネタバレだから伏せておきますが)の声ですよ~。引き続きスペイン語のアナウンスがあって、最後に英語でショーを楽しんでね的な一言があって開演となりました。
 
はじめにセットですが、私は2年前にブロードウェイで2回観た遠い記憶しかないのではっきりは言えませんが、こんなだったかなー?と思ったところがいくつかありました。
・舞台上の一番上手のところに地下鉄Aラインの入り口があったのですが、ブロードウェイで観た時は、Danielaの美容室が端まであったような気がします。そのせいか、NinaとBennyがバルコニーで歌う時もBWよりもセンター寄りでしたが、それは別に問題ないと思います。
・衣装はBW版と大体同じですが、細かいところでちがいがありました。Vanessaの衣装もちょっとちがうし、でもそんなに違和感はなかったですが、Sonnyが後半結構カラフルな服を着ていて若干違和感を感じました。
 
Graffiti Peteに続いてUsnaviが登場。JosephはLinとは全然タイプの違う、ヒスパニックっぽくもなく、むしろ日本人みたいな顔立ちで、誰かに似てるなーと思っていたけど、プログラムの写真をあらためて見ると、別所哲也さんを子どもっぽくしたような感じ。(プログラムにはお母さんが東京生まれとあり、公式ツイッターでは「おばあちゃんが大阪の女性で、母は大阪で生まれているらしく、1/4日本人」とのこと。言われて納得。ちなみにお父さんはメキシコ移民2世。)初々しくてさわやかなUsnaviで、個性の強い顔立ちとコミカルな雰囲気のLinとは違う路線で行くんだとわかったので、Linに似てるかどうかを最初から考えなくなりました。笑顔が愛らしくて、早口でラップを歌いつつ近隣の住民を紹介していく冒頭部分もうまくこなしていた気がします。あまりにも歌い込むセリフが多いのでは多少タイミングが合わないところもあった気もしますが、まあそのくらいは仕方ないんじゃないかな。
 
私が最初に泣いたのはNinaが帰って来て、家族に打ち明けなくてはならないことがあってそれをどう言おうか悩む「Breathe」。Ninaの切なさが伝わってきました。そしてその告白を聞いたお父さんのKevinの嘆きの歌「Inutil」(役立たず)。このお父さん、本当に愛情深い人で特に2幕は泣かされます。
 
その前に、Vanessa役で、Lexi Lawsonが登場。オリジナルキャストのKaren Olivoはいつも怒り気味のきりっとした感じの人でしたが、LexiのVanessaは凛としていて可愛いし、歌も迫力があり、LexiらしいVanessaでした。
 
Bennyはコミカルなシーン(「Benny's Dispatch」)も楽しかったし、ロマティックなシーンも一途な感じでよかったです。
 
カロール(Calor。暑いの意)、カロール・・・と突然歌い始めるおばあちゃん。おばあちゃんがこんなに主張するミュージカルっていいですよね。本作では全体的に男がちょっと情けなくて女は強くてしっかりしてるのですが、ラティーノの人たちってそういう感じなんでしょうかねえ。2幕ではNinaのママのCamilaもあることを勝手に決めようとしていた夫や朝帰りした娘に激怒する「Enough」がありますが、その迫力もすごかったし。Ninaの帰省を迎えるためのお食事会で、Kevinが「Abuela(おばあちゃんの意)はクイーンで、Ninaがプリンセス」と言って、Camilaが「じゃあ私は?」と聞くと「独裁者」と(笑)。本当に女性が強いです。
 
一幕の最後、「The Club」と「Blackout」の部分を観ると、私はいつも「RENT」の「La Vie Boheme」を連想してしまいます。Sonnyの計らいで初めてのデートにやって来たUsnaviとVanessa。なのに奥手なUsnaviが遠慮しているとVanessaは色んな男性とダンス。一方、BennyとNinaはちょっとけんかっぽくなっているのですが、最終的には・・・。ドラマティックなシーンです。ひとつ気になったのは「The Club」の時のダンスの振り付けが変わったのかな?ということ。KarenのVanessaはここのダンスがとてもきびきびしていてかっこよくて、本当に目が釘付け状態だったのですが、Lexiの方はもちろんダンスも上手なんだけど、ちょっと印象が弱かった気がします。振り付けのせいなのか、なんなのかわかりませんが。
 
二幕はCamilaの「Enough」とともに美容室の経営者Danielaの情熱的で迫力のある「Carnaval Del Barrio」がみどころで、スペイン語まじりの乗りのいい曲は、聞いているとなんだか血が騒ぐみたいな、一緒に踊りたくなるような雰囲気があります。Danielaは一幕ではえっちなうわさ話をあからさまに言っちゃうおばちゃんでもあり、ホント、たくましいです。
 
2幕の泣き所のひとつは、ある悲しい出来事のあとNinaが歌う「Everything I Know」。この曲もいい曲なんですが、終わったあと、彼女の両親が登場。みんなに期待されながら、奨学金をとめられて、バイトしても追いつかず、大学を1年足らずで退学したNinaのために会社を売ると言い出したKevinに、「復学するから会社は売らないで」とNinaが言っても愛する娘のための決心は揺らがない。急な決断に一度は反対したCamilaも夫を支持する。夫に押し切られるんじゃなくて、むしろ彼女が最終的に許可を出す感じなのが彼ららしいところ。ゼロから作り上げて来たものを、愛する家族のために投げ出せる家族の絆の強さには本当に感動します。
 
一方、ある理由で大金を手にしたUsnaviは両親の生まれ故郷に帰ろうと決意しますが、それをとめるVanessa。なのにシャンパンをあけるのに必死になっているUsnavi(笑)。最後の方で、Usnaviが「Vanessa, I don't know why you're mad at me.」というのですが、字幕で「何を怒っているの?」みたいな意味だったんだとあらためて認識しました。BWで観た時はUsnavi(Linが演じてた)自体がかなり怒っていたのでちょっと混乱していたんです。
 
そしてラストシーン。Sonnyが演出したあるものによって、Usnaviは考えを改める。ここも感動的でしたね。BWでみたオリジナルのSonny(Robin De Jeaus)はわざとなのか結構言葉が聞き取りづらくて、しかもややこしいことを言っていて、CDに入っていないセリフもたくさんあって、意味が分からない部分が多かったのですが、多少大げさに言っている部分も含めて、まだ若いのにこの街の衰退を危惧していたんだなー(そこまではなんとなくわかってはいたのですが、どんな言葉でそれを伝えようとしたのか少しわかった)とわかりました。今回のSonnyはUsnavi同様ややおとなしめではありますが、いいコンビだった気がするし、女の子を口説いてみせるところもコミカルでよかったです。
 
全体として、やっぱり「イン・ザ・ハイツ」は楽しいなーと思いました。心が温かくなり、元気になれる作品です。最後に自分の居場所を見つけるUsnavi。そういうところも「RENT」に近い気がするし、最近観た「American Idiot」でも夢に向かって試行錯誤しつつ、最後は戻るべきところに戻るという感じだったし、「イン・ザ・ハイツ」も必ずしもハッピーエンドではないのですが、頑張ってもうまくいかないこともあるけれど、それでもなんとか生きていくんだという、ささやかな希望が残る結末に心打たれるものがあります。
 
このあと、ステージドアで出待ちをしたら、初日だから出てこないかと思ったら(同じ東京国際フォーラムでやった「RENT」の来日公演の時は終演後何か集まりがあったみたいで、かなり待ったあげく数人が降りて来ただけだったので)、ほとんどのキャストが出てきました。私はなんかパワーがなかったし、結構バラバラ出てくるので、Lexiもいたのにサインをもらいそびれましたが、何人かのキャストにサインをもらったり、一緒に写真を撮らせてもらったリもしました(写真は少ないですが)。東京国際フォーラムのステージドアは屋内だから、出待ちもしやすいですね。
 
チケットは楽日と平日に1枚とれているので、また楽しみたいと思います。
 
イン・ザ・ハイツイン・ザ・ハイツ
(2010/08/04)
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