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ブロードウェイミュージカル「American Idiot」(7/22夜)はカッコよすぎ?
American_idiot_DSCN5630.jpg
7/22(木)20:00、念願の「American Idiot」初観劇となりました。
 
Green Dayの同名のアルバムをもとにしたミュージカルで、私が気に入っている「Spring Awakening」のMichael Mayerの演出、主演がJohn Gallagher Jr.と聞けば期待しないではいられません。最初に直感的にこの情報をブログに書いたのが2009年4月(→関連記事)それから1年以上、情報収集しつつ観れる日を待っていたのです。やっとブロードウェイで観ることができました。
 
トニー賞の装置デザイン賞、照明デザイン賞に輝いた舞台は、メディアの時代を感じさせるたくさんのモニターとカラフルな照明に彩られ、最小限のものしかなく、そのステージのスペースをフルに使って若者たちのパワーが炸裂。そしてもちろん全編にわたってGreen Dayの魅力的な楽曲が歌われていきました。
 
とにかくすごい、かっこいい、こんな危険なことして大丈夫?というくらいのパフォーマンス、情熱的な歌、どれをとっても非の打ち所のない完成度でした。本当にびっくり。
 
「観たら絶対はまる」と思っていたのですが、初回は観れただけで満足してしまって、はまる感じにはなぜかならなかったんです。それはなぜなのか?旅の間中考えてしまいました。ひとつの結論としては、AIは例えて言えば「超イケメン」。カッコイイからこそ、それだけでは満足できない。裏切られ、傷つけられ、それでも離れられない・・・というのがはまるということだと思うのですが、あまりにテンポよく進んでしまったが故に、感情を揺さぶられているヒマがなかった感じです。でもそれは、AIが“ミュージカル”だとしたら、そういうものが欲しいなということであって、もしかするとAIはミュージカルを超えた新しいスタイルのショーなのかもしれません。
 
以降ネタバレあり。
■キャスト
Johnny: John Gallagher Jr.
Will: Michael Esper
Tunny: Stark Sands
Heather: Libby Winters
Whatsername: Rebecca Naomi Jones
St. Jimmy: Tony Vincent
The Extraordinary Girl: Christona Sajous
Ensemble:
Declan Bennet, Andrew Call, Gerard Canonico, Miguel Cervantes, Brian Charles Johnson, Leslie Mcdonel, Chase Peacock, Wallace Smith, Teo Stockman, Beb Thompson, Alysha Umphress
*アンサンブルキャストはプレイビルから。Heatherは代役。そのLibbyが抜けた分Corbin Reidがはいっていた?(出待ちで会ったので)
 
■座席
この日の座席は、インターネットで事前に予約していたオーケストラF-10(122.00ドル+手数料)。上手側ブロックの真ん中辺で、見切れ席ギリギリ。上手側の階段の上の方はちょっと見にくかったけど、なんとかSt. Jimmyが歌っているところは見れましたが、私の右隣の人はたぶん見えてなかったと思います(身を乗り出していたので)。私の席でも指揮者は足しか見えませんでした。女性のように見えたけど、どうだったんでしょう???
 
■開幕
ショーは突然はじまります。テレビの声が何種類もミックスして、ピークに達したところで、1曲目「American Idiot」が始まりました。私はプロモーション動画から、歌い出しはJohnだとばっかり思ってJohnばかりみていたので、上から声がしたのでびっくり。Gerardだったんですね。そしてBrian。SAで何度も見た2人の活躍がうれしかったです。
 
物語は、目的もなく暮らしていたJohnny、Will、Tunnyの3人が都会を目指すものの、Willは彼女が妊娠してしまい行かれず2人で出掛けるが、Tunnyは軍隊に入り、JohnnyはSt. Jimmyに出会ってドラッグとセックスに溺れていき・・・。なんかこれって「Hair」とそっくりじゃありません?観る前からそう思っていたんですが、観てもやっぱり「Hair」だな、と思ったし、21世紀の「Hair」になっているかっていうと、特にそういう目新しいものは感じませんでしたね。なんだかんだあって、最後は故郷に戻って普通の大人になっていく(?)みたいな感じで、例えば「Hair」のような「愛と平和」みたいな一貫したテーマのようなものもあまり感じられませんでした。本当は衝撃的な内容も色々含んでいて、キャストが下着姿になったり、セックスシーンもあり、ドラッグを打つシーンもあり、戦争のシーンもあるのに、衝撃を受けているヒマがない、という気がしました。
 
たぶんこの作品の主役はGreen Dayの音楽であって、キャストがどんなすごいことをしていても、3階くらいの高さで宙づりになったり、不安定な鉄パイプを組んだものの上での演技があったり、激しいダンスがあったり、キャストが楽器を演奏したり、本当に驚くことがたくさんあるのに、その役者さんたちが主役になれないような気がして、そこがすごく残念でなりませんでした。
 
インターミッションなしの1時間半、ノンストップで展開するショーのスピード感は本当にすごいものでした。そのスピード故に、説明の足りないところは映像で補うようなところもあり、だけど、ひとりひとりの心情に共感しているヒマがなかったので、「あー、カッコイイ。すごい。きれい。Green Dayの歌最高!」と思うだけで、「ここはどうなんだろう?」みたいな引っかかりがあまりなかったのです。その引っかかり感がはまる要因(私の場合は)なので、「すごく好きだけど、はまる感じではないな」と思ってしまったんだと思います。
 
そこはいいとして、キャストについていえば、St. JimmyのTony Vincentの存在感がすごかったです。もう人間じゃなくて「悪魔に魂を売り渡した人」みたいになりきっていて、彼は噂通りステージドアには出てきませんでしたが、これで普通にいい人っぽくサインとかしてくれちゃったらイメージ崩れるかもって思いました。John Gallagher Jr.もほとんど出ずっぱりで、しかも自らギターを弾いて歌う場面も何度もあって、彼の能力をフルに使っているなーと思いました。WillのMichael Esperは端っこの方で演技することが多くて、遠いなーって思ってしまいましたが、歌声はきれいで印象に残っています。TunnyのStark Sandsはとてもすっきりしたきれいな顔立ちで歌も上手でした。
 
女性も活躍する場面が多く、WhatsernameのRebecca Naomi Jonesの歌もパワフルでよかったし、The Extraordinary GirlのChristona Sajousは空中でのパフォーマンスがすごくてびっくり。Extraordinary Girlの時と、その他の地味目の役では全く異なった印象がありました。
 
この日のハプニングの1つ目は、Whatsernameが着ている上から下までのジッパー付きのワンピースをJohnnyが脱がせるシーンで、ジッパーが引っかかっておりず、続きをRebeccaに任せてJohnは次の演技をはじめたのですが、Rebeccaが自分でジッパーをおろそうとしてもおりず、Tシャツの様に脱ごうとしてみたりしても脱げず、最後にもう一度ジッパーをおろしてようやく脱ぐことができて、無事次の演技ができたということがありました。
 
それとアンコールの時に、後ろの列にいたMichaelのギターの弦が1本切れてしまい、調弦も狂ってしまったようで、彼は出番までの間一生懸命チューニングしていました。で、前に出て来てジャカジャカ弾きながら歌った時は特に違和感はなかったので、なんとかチューニングが間に合ったのかなという感じでした。
 
出待ちレポまでいきたかったけど時間切れ。出待ちだけ別記事にします。
 
New Yorkの旅 2010年7月 Index
 
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【2010/08/03 03:48 】 | American Idiot | コメント(6) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント

Himika さんのはまるツボはきっともっと不条理的なものが迫ってくるような何かなのでしょうね。
その点、AIはGREEN DAY のBILLY JOEのチェックが頻繁に入っていて曲のイメージからや大きく外れることは出来なかったのでしょうね。 
でも"HAIR "と設定が似ていても、”愛と平和”メッセージがあった”HAIR"にはあってAIにはそのテーマ性がないというのは今の時代背景に求めるのは酷でしょう。なぜなら”HAIR" 世代は”愛と平和”を訴えたかもしれませんが彼等世代(50代から60代)は今の若者にそれらを実現し、残してはくれなかったのだから。

今の若者に共通するのはきっと”やるせなさ”でしょう。それが形になったのがAIだと思います。
だからFAMILY 揃って観にいきましょうという明るさは持っていませんね。
AIの最後は”やるせなさ”を経て次はどうなるのかという暗示で終わっていますね。だからGREEN DAY はその
続きのアルバムをきっと作る予定なんだと思います。私はそれを期待します。

キワドイ場面が多いので、観客の年代層や嗜好の幅は決して広くないので商業的には苦戦するでしょう。
でもRENT やSAが実験的なMUSICALとして大きく人々の記憶に残ったようにAIも新しいMUSICALとしての存在意義はとても大きいと思います。私がはまった理由はその唯一性にあるような気がします。
NAOMI

【2010/08/03 10:54】 | URL | naomi #-[ 編集] | page top↑

追加ですが、主人公3人のうち一番地味だったWILL役のMICHEAL ESPERは"NOBODY LIKES YOU" の場面で必ず 大粒の涙を出しながら歌います。13回近距離で観ていてここの場面で私はいつも魅入られます。毎回ほんとの涙を流せるなんてやっぱプロやなー。いいなー。

そしてJOHN はある回で”WAKE ME UP WHEN SEPTEMBER END"を歌い始める時、喉にたぶん端がつまったんだと思いますが、途中で歌を止めて、ガーっ、ぺーっと横を向いてステージに痰を切ってからおもむろに最初から歌い始めました。 その間、観客はしいいいんとして彼に魅入ってしまってました。すごいカリスマ性やなー。

その他にも小さいハプニングはいっぱい。でもその度に私はドキドキわくわく。だってこれがライブの醍醐味ですもんね。 ハプニング、大歓迎!

【2010/08/03 11:13】 | URL | naomi #-[ 編集] | page top↑

naomiさん
> Himika さんのはまるツボはきっともっと不条理的なものが迫ってくるような何かなのでしょうね。
不条理的かどうかはわかりませんが、よくも悪くも心に突き刺さる何かがあるものにはまりやすいみたいですね。音楽が好みであることは大前提ですが。

> その点、AIはGREEN DAY のBILLY JOEのチェックが頻繁に入っていて曲のイメージからや大きく外れることは出来なかったのでしょうね。
GREEN DAYの音楽の実写版っていう感じですもんね。お芝居的な部分を極力くわえない形を選んだのもそのせいなんでしょうね。

> でも"HAIR "と設定が似ていても、”愛と平和”メッセージがあった”HAIR"にはあってAIにはそのテーマ性がないというのは今の時代背景に求めるのは酷でしょう。なぜなら”HAIR" 世代は”愛と平和”を訴えたかもしれませんが彼等世代(50代から60代)は今の若者にそれらを実現し、残してはくれなかったのだから。
私はAIにHAIRと同じテーマを求めている訳ではなく、時代背景がちがうからこそ、同じ題材でもちがったメッセージ(例えば、メディアが私たちの生活を便利にしている一方でそこに依存したり、メディアの意図に振り回されがちであるという現実を若者の視点で訴えていくとか)を発信していくこともできたと思うけれど、AIはあえてそういうやり方をしなかったんだなと感じたということです。

> 今の若者に共通するのはきっと”やるせなさ”でしょう。それが形になったのがAIだと思います。
う~ん、AIのテーマはやるせなさなんでしょうか。確かにやるせない結末ではありますが。
「馬鹿なアメリカ人にはなりたくない」という強烈な主張からはじまって、迫力あるステージが展開していくのに、若者の色んな思いや感情を強く表現するようにできていないので(歌が主役なので)、終わってみると「全体のテーマは何なんだっけ?」と思ってしまうんですよね。
「色んな思いはあってもそれを強く主張したり訴えかけたりしない」というところが逆に今の時代を反映しているのかも知れませんが。

> だからFAMILY 揃って観にいきましょうという明るさは持っていませんね。
確かにファミリーではちょっと(笑)
でも私はファミリー向けの夢物語は苦手なので、こういうクセのある作品が生き残ってもらいたいなーと思っています。

> キワドイ場面が多いので、観客の年代層や嗜好の幅は決して広くないので商業的には苦戦するでしょう。
> でもRENT やSAが実験的なMUSICALとして大きく人々の記憶に残ったようにAIも新しいMUSICALとしての存在意義はとても大きいと思います。私がはまった理由はその唯一性にあるような気がします。
RENTもSAも若い世代に熱狂的に支持されたから大ヒットしたわけですから、必ずしも幅広い世代に受けることを狙わなくてもいいとは思います。興行的には難しい面もあるでしょうが。
音楽を主役にしてかっこよさを追求しきったAIはこれまでのミュージカルの範疇を超えていることで、賛否両論になりやすいけれど、新しい挑戦として歴史に残っていくのでしょうね。そう期待したいです。

【2010/08/05 03:00】 | URL | himika #-[ 編集] | page top↑

naomiさん
> 追加ですが、主人公3人のうち一番地味だったWILL役のMICHEAL ESPERは"NOBODY LIKES YOU" の場面で必ず 大粒の涙を出しながら歌います。13回近距離で観ていてここの場面で私はいつも魅入られます。毎回ほんとの涙を流せるなんてやっぱプロやなー。いいなー。
そうなんですね。私は1回目は上手側でWillが遠くに感じたし、2階目はメザニンだったので気づきませんでした。
役者さんたちがそれぞれいい演技をしていたり、すごいパフォーマンスをやっているのに、そこにゆっくり共感できないのがもったいないなと思うけれど、それがAIなんだなとわかってきました。

> そしてJOHN はある回で”WAKE ME UP WHEN SEPTEMBER END"を歌い始める時、喉にたぶん端がつまったんだと思いますが、途中で歌を止めて、ガーっ、ぺーっと横を向いてステージに痰を切ってからおもむろに最初から歌い始めました。 その間、観客はしいいいんとして彼に魅入ってしまってました。すごいカリスマ性やなー。
おお~、さすがはJohn。知らない人はそれも演技かと思っていたりして。彼の存在感はすごいですよね。

> その他にも小さいハプニングはいっぱい。でもその度に私はドキドキわくわく。だってこれがライブの醍醐味ですもんね。 ハプニング、大歓迎!
服が脱げないくらいならいいんですが、宙づりとか危険なシーンもあるので、事故がないようにとハラハラしてしまいます。そうでなければ、人間のやることですから多少のハプニングはOKですよね。

【2010/08/05 03:07】 | URL | himika #-[ 編集] | page top↑

いや、ほんと。鉄骨バスを倒すところや宙づりシーンは、何度見ても力が入ります。キャストのTweetを見ても、青あざや小さな怪我は絶えないようで。がんばれIdiots!

私が目撃したハプニングは、まず4月のプレビューでのこと。Holiday終わりでベッドに倒れこんだJohnnyにスタッフが近づき、ハンドマイクでツンツン。どうやらJohnnyのヘッドセットマイクの調子が悪かったらしく、ギターは抱えたまま、Boulevard of broken dreamsをハンドマイクで歌うことに。

7月に行った時は、Himikaさんと同様、Whatsernameのジッパー不具合を目撃。この時はTシャツみたいに脱いでことなきをえました。
7/17のソワレは、Josh Henryの最後のステージで、アンコールのTime of your lifeが異様な盛り上がり。彼のギターソロでは客席だけではなく、ステージ上のキャストも彼に大きな声援を贈っていました。曲が終わると、Johnが真っ先にJoshのもとへ走り寄ってハグ!私はこの回、メザニンに座っていたのですが、隣りに座っていた初老の女性に「あの人は有名な人なの?」と聞かれました。事情を知らない人には、不思議な感じに見えたんでしょうね。

【2010/08/06 10:48】 | URL | chica #-[ 編集] | page top↑

chica> いや、ほんと。鉄骨バスを倒すところや宙づりシーンは、何度見ても力が入ります。キャストのTweetを見ても、青あざや小さな怪我は絶えないようで。がんばれIdiots!
そう、鉄骨バス!あの高さで上に乗ったまま90度ってすごいですよね。Johnが飛んで来るかと思ってヒヤヒヤしちゃいました。
宙づりもふたりが交差するところとか、危ないなーって思いますよね。

> 私が目撃したハプニングは、まず4月のプレビューでのこと。Holiday終わりでベッドに倒れこんだJohnnyにスタッフが近づき、ハンドマイクでツンツン。どうやらJohnnyのヘッドセットマイクの調子が悪かったらしく、ギターは抱えたまま、Boulevard of broken dreamsをハンドマイクで歌うことに。
マイクトラブル!そんなこともあったんですね。ハンドマイクって「春のめざめ」みたい!(笑)

> 7月に行った時は、Himikaさんと同様、Whatsernameのジッパー不具合を目撃。この時はTシャツみたいに脱いでことなきをえました。
それであの時もTシャツ脱ぎをしようとしたんですね。それでもダメだったから結構慌てていたみたいでした。

> 7/17のソワレは、Josh Henryの最後のステージで、アンコールのTime of your lifeが異様な盛り上がり。彼のギターソロでは客席だけではなく、ステージ上のキャストも彼に大きな声援を贈っていました。曲が終わると、Johnが真っ先にJoshのもとへ走り寄ってハグ!
やっぱりカンパニーから誰かが抜ける時ってそうなりますよね。私はそういう場面に遭遇したことはないのですが、そういう状況でふつうに演技しなくてはいけないって大変なことだろうなーって、誰かが抜けたときのエピソードを聞くたびに思います。

【2010/08/07 14:03】 | URL | himika #-[ 編集] | page top↑
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