スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 
hosi_01_11.gif ninkiblog_banner_02.gif hosi_01_11.gif
ランキングに参加しています。
気に入ってくださったらクリックお願いします★

 
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 | page top↑
劇団四季「春のめざめ」東京千秋楽(5/30)その1
shiki_SA_cast100530_DSCN5442.jpg
愛する「春のめざめ」もついに千秋楽、ということで、観に行って来ました。千秋楽には春めざTシャツを着ていこうと思っていましたが、長袖でも肌寒いような気候のため、断念。
 
まずは外のキャスト表の写真を撮りました。再演になってからはじめて撮ったのですが、結構あっさりしたキャスト表でしたね。初演時はもうちょっと模様がついてたりしましたが。(こちらを参照。)
5/30(日)マチネ(千秋楽)のキャスト
 ベンドラ   林 香純
 マルタ    撫佐 仁美
 テーア    岸本 美香
 アンナ    山中 由貴
 イルゼ    勝間 千明

 メルヒオール 上川 一哉
 モリッツ   三雲 肇
 ハンシェン  一和 洋輔
 エルンスト  山下 啓太
 ゲオルグ   白瀬 英典
 オットー   加藤 迪
 
 大人の女性  都築 香弥子
 大人の男性  田代 隆秀

 女性アンサンブル 石井亜早実  橋本 藍
 男性アンサンブル 権藤雄太朗  伊藤 綾祐

今日の座席は1階7列9番。センターブロックの一番下手寄り、通路に面した席でした。
 
この日は千秋楽ということもあってか、役者さんもいつも以上にノリがよくて、また感情移入も特別なものがありました。
 
冒頭の「Mama Who Bore Me」を歌うベンドラは切実感があり、そのあとのシーンではママの困りっぷりが激しくて笑えたし、男の子たちのラテン語の朗読も力がこもっている感じがしました。「The Bitch of Living」も盛り上がりましたね。そのあと、男の子が帰っていくシーンで、ゲオルグが「そうさ、レッスンさ。」と言ったあと、ピアノの先生を想像してもだえる?シーンでは会場中大爆笑。日本では笑いが少ないなーといつも思うのですが、自然にみんなが笑うシーンが増えてきた気がします。
 
「My Junk」では、ベンドラがテーアに「みんな知ってるわよ、テーアの理想の結婚相手。」というところで、両手でテーアの頬を挟むのですが、それをやりすぎたのかわざとか、テーアは口を尖らせた感じになっていて笑えました。「メルヒは過激でかっこいいの。」というあたりも身震いするくらい強調していたのでここでも大爆笑。ピアノレッスンでは、ピアノの先生の誘惑ぶりがすごくて、ピアノに向かうゲオルグの前に身を乗り出して「それじゃ譜面が見えないよ」っていうくらい(笑)。これがゲオルグの妄想なのか、本当に先生がえっちなのか、混乱してきました(笑)。女の子たちが歌うところで、テーアはメルヒオールの前に行って歌いかけると、メルヒオールも身を乗り出して笑顔で歌っていました。テーアとこんなにラブラブちっくでいいの?(笑)。最後は女の子たちがひとりずつハンシェンの座っていた椅子に座ったり、椅子の上に立ったりしていました。
 
「Touch Me」も盛り上がりました。エルンストもかわいい声で、オットーとゲオルグは見せ場の部分はいつも以上の熱唱でした。校長室に忍び込んだモリッツが戻ってくるシーンでは、「試験にパスしたんだ。」といつも以上に踊りまくるモリッツ。「まだ中間試験だろ」とクールに言うハンシェンに、オットーとゲオルグは「そんなこと言わなくてもいいのにねえ」って感じで(ちょっとおばさんっぽく?)しゃべり合っている感じでした。
 
「The Dark I Know Well」の前の女の子たちのシーンで「一番遅かった人はあのハンシェンと手をつなぐのよ」とテーアがいうと女の子たちがキャーって言っていやがるのですが、その時ステージシートにいるハンシェンを見たらふつうに笑ってました。マルタとイルゼの「The Dark I Know Well」はパワーがあって、でも切ないです。真っ赤な照明で、そういえば先日のステージツアーで赤は主にモリッツの歌で使われる色で「束縛」を意味する、というような説明があったことを思い出しました。(イルゼは「青」で自由を表すそうです。でも本当の自由ではないとも説明されていました。)
 
「The Mirror Blue Night」で、薄暗い照明の中で、奥から登場するメルヒオールにだけ明るい光が射しているシーンをみて、そういえば新訳版の原作(「春のめざめ―子どもたちの悲劇」フランク ヴェデキント :著/酒寄 進一:訳/長崎出版)の解説に「メルヒオールは(Merchior)は『新約聖書』「マタイによる福音書」第二章に記されている東方の三賢人のひとりの名前から来ており、ヘブライ語で「光の君」を意味する。」とかいてあったことを思い出しました。メルヒオールは"光の君”なのだと、このシーンで感じました。(ちなみにモリッツに関しては「友人のモーリッツ(Moritz)は、中世にもっぱら黒人として描かれた聖マウリチウスから来ており、ギリシャ語のマウロス(「黒」の意)に由来する」との記述があり、メルヒオールの光に対する闇の象徴とのこと。)先日のイベントでは、舞台監督さんが再演版からブランコ(と言っていたと思う)のつり上げを手動にしたと説明され、「僕が上げてます」と平然と言っていたのですが、そう言われてみれば電動より若干揺れがあるようにも思いましたが、まさか手動とは言われなければわからないですね。
 
第二幕冒頭、カールバッハ牧師の晴れやかなお説教は、恐い先生や厳しい父親などの多い大人の男性の中で唯一というくらいの晴れやかなシーン。メルヒオールはこの牧師を嫌って教会に行くのをやめたのでしたね。ちなみに新訳本ではこの牧師の名前の「カール」が「ハゲ」、「バウホ(と本では記載)」は「腹」の意味だからと「牧師ハゲブトリ」と訳しています。すごいネーミングですね(笑)
 
「Don't Do Sadness/Blue Wind」では、途中からイルゼが涙ぐんでいましたね。それでも悲しみを振り切るように二人の熱唱の掛け合い。いつみても切ないシーンです。「Left Behind」では、ガボール夫人、マルタ、イルゼの別れがたい思いが伝わって来たことと、お花を入れ終わって並んだキャストの中でアンナが本当に泣いていて(涙の流れたあとがみえた)うるうるしました。このシーンのあと、一列に並んだキャストが座ったまま後ろを向いたとき、ゲオルグが涙をぬぐっていました。泣いているように見えなかったけど泣いていたのね、ゲオルグ。ハンシェンはあくまでクール。クールでなくちゃいけないんだと思います。それって結構つらいよね。
 
「Totally Fucked」はこれまでで一番いい出来でしたね。特にメルヒオールがノッてました。上手側の客席にかなり降りて歌ったり、あとはセンターだったと思いますが、迫力満点でした。自分のパートを歌い終わって踊りに入る前に「オー!」みたいに叫んでました。気合い入ってるなーと思いました。
 
「The Word of Your Body(Reprise)」は再演版の途中からエルンストを演じている山下さんと初演時からのハンシェン一和さんという新しいコンビでしたが、息があっていましたね。エルンストがハンシェンにキスされてびっくりして声を上げるところとか、女の子ちっくな声に会場は大爆笑。「大好き、ハンシェン~」というエルンストに「そうだね」とハンシェンがマイクを渡すとまた大爆笑。もちろん、途中でマイクごとエルンストを引き寄せて歌うところも。私のこだわりの、笑い顔が恐いハンシェン。ハンシェンはこうでなくちゃ!それとあらためて思ったことは、四季版の歌詞には色々言いたいことはあるけれど、「The Word of Your Body」とRepriseの「あー、あなたが欲しい。あー傷ついても。」「あー、君が欲しい。あー、傷つけても。」の訳は意訳ではあるけど、うまいなーと思います。Repriseと呼応する感じで。原曲では「君が欲しい」とは全く言ってなくて、「私が傷ついて、あなたの傷になる」みたいな?ややこしい表現(というか、格調高いというべき?)なのですが、いまいちピンと来ないので。
 
妊娠を知らされたベンドラの歌とあたふたするそれぞれの家族が描かれる「Whispering」では、最後にセンターにスタンドマイクを持って来て歌うのですが、その時、ベンドラは泣いてました。頬に涙のあとがありました。他の人もそうですが、軽く泣いていても歌えるってすごいですね。
 
更生施設のシーンなどを経て、墓場のシーン。重たそうにセンターの木の引き戸を開けて登場するメルヒオール。実はこの引き戸、ステージツアーの時に開けてみたのですが、ものすごく軽いんです。それをあれだけ重そうに開けるのは演技力なんですね。舞台監督さんが、このシーンのドライアイスに苦労したと言っていました。量が多過ぎても少な過ぎてもいけないし、結露してはそのあと役者さんが滑ってしまうので、加減が難しいと。どこかで、足が隠れる高さで、と聞いた気がします。死んだ人は足がない、ということなんでしょうか。スティーブン・セイター(脚本)とダンカン・シーク(作曲)は記者会見でも「僕たちは仏教徒だから」と言っていたので、私たちが思う幽霊に近い感じなのかな。関係ないけど、前の方の席に座ったとき、ドライアイスの冷気が降りて来て寒かったことを思い出しました。
 
あらためて、メルヒオールの上川さんは本当に演技がうまい!「Those you've Known」で、死んでしまったモリッツとベンドラと再会したあとの演技も本当に真に迫っていて、歌がどうかというより、顔の表情でメルヒオールの気持ちが表現されていて感動しましたね。最後だからか、少し泣いていたみたいです。
 
そして最後は「The Song of Purple Summer」。この歌の訳はとても不満ですが、もう仕方ないですね。パープル・サマーなのに、パープルって言葉は全く出てこないし、「雌馬が雄馬とともにいなないて子馬が生まれて・・・」みたいな歌詞も省かれているし。何より、イルゼの歌う歌いだしの歌詞が気に入らないです。これはCDには入っていないので、台本でみるしかありません。

Listen to what's in the heart of a child,
A song so big in one so small,
Soon you will hear where beauty lies-
You'll hear and you'll recall...

The sadness, the doubt, all the loss, the grief,
Will belong to some play from the past;
As the child leads the way to a dream, a belief,
A time of hope through the land...
まず「子どもの心の内を聞いて」と始まっている歌詞と、四季版の第三者的な「あなたが今ここで出会った物語 誰もが必ず歩んだ道・・・」というのは全くちがいますよね。
 
そこはまあいいとして(笑)、すごい盛り上がりの中、東京の「春のめざめ」が惜しまれつつ、いったん終了となりました。どの役者さんも、すごくよかったし、若いパワーと、音楽や照明、その他のスタッフさんの力で、ブロードウェイの大人気ミュージカルを日本に再現し、それがこの再演版で日本に根付きつつあることが何よりうれしいです。みなさんどうもありがとう!!
 
スペシャル・カーテンコールと、そのあとの盛り上がり、そしてグッズなどは別記事にします。
 
hosi_01_11.gif ninkiblog_banner_02.gif hosi_01_11.gif
ランキングに参加しています。
気に入ってくださったらクリックお願いします★

 
【2010/05/31 23:26 】 | Spring Awakening | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
<<劇団四季「春のめざめ」東京千秋楽(5/30)その2・特別カテコなど | ホーム | We Will Rock Q >>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://himika44.blog53.fc2.com/tb.php/1148-98458d4a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。